オープンスクールとは?
オープンスクールは、卒業生が多方面で大活躍している化学工学プログラムの魅力について、体験講義や模擬実験などを通じて高校生の皆様に御伝えするために開催されているイベントです。
令和6年度オープンスクール実施内容
●化学工学プログラムの紹介
まず、プログラム長吉田教授より、化学工学プログラムとはどんなプログラムであるかについて説明がなされました。
化学工学とは、日本を代表する産業である化学産業において活躍する人材を育成するための学問分野であり、
卒業生は、プラント産業や環境・エネルギーから食品産業など、大変幅広い分野で活躍しています。
一方、化学工学を学ぶことが出来る国立大学は、九州では九州大学と鹿児島大学だけであり、
社会からの需要が高いにもかかわらず卒業生の数が限られています。
このようなことを背景として、化学工学プログラムへの求人倍率は4倍を切ることが無く、
就職活動も非常にスムーズに進むことが特長です。
●体験講義
つづいて、武井教授より、「宇宙さえも対象となる大自然の法則 ~自由エネルギー~」について体験講義が実施されました。
本体験講義では、大学における講義とはどの様なものであるか体験して頂きました。
●入試説明
午前中の最後は、入試委員田巻教授より、現在の入試制度と、今後の入試制度改革について説明がなされました。
一般入試に加えて、推薦入試があることなど、多様な入試制度について説明がなされました。
●昼食・話題提供
昼食の時間帯には、現役の大学4年生、大学院生より、大学の特徴や研究の行い方、就職活動などについて、
学生ならではの視点から様々な話題が提供されました。
●模擬実験
午後は、模擬実験が実施されました。本年度は、3つのテーマについて実験を実施して頂き、
和気あいあいとしながらも、皆さんが真剣に取り組んでおられたのが印象的でした。
また、希望された方には、模擬実験後に研究室を御見学頂きました。
アンケート結果について
参加された皆様にアンケートを御回答頂きました。当日までほぼ半数の高校生の方が化学工学プログラムを
御存知ありませんでしたが、
オープンスクールに参加頂いた結果、全ての方に興味を御持ち頂くことができました。
また、過半数の方は、化学工学プログラムに対する求人状況が継続的に極めて良いことを御存知では無かった、ということがわかりました。
教職員一同、化学工学プログラムについてより多くの方に御理解頂けます様、取り組んで参ります。
御参加頂きました高校生・保護者・御引率の先生の皆様、改めまして心より御礼申し上げます。
(御参考:令和6年度オープンスクールアンケート集計結果)