
JABEE認定プログラム
先進工学科化学工学プログラムでは、前身である旧応用化学工学科の「化学工学コース」が2004年度にJABEE認定され、2014年度まで認定を受ける予定です
■学習・教育目標を達成するために必要な授業科目の流れ(359KB)
■授業時間(68KB)
■単位修得状況確認表の書き方(251KB) 2014.6.1更新
JABEE(日本技術者教育認定機構)とは
1989年に「技術者教育の質的同等性」を国境を越えて相互に承認し合う国際協定、ワシントン・アコード(Washington
Accord)が締結されました。
最初はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドの六カ国を代表する技術者教育認定団体が調印しました。
日本は当時、大学等の高等教育機関が行う技術者教育を認定する団体はありませんでした。市場経済が世界的に拡大し、技術者の活躍の場が国境を越えて世界に
広がる中、日本のワシントン・アコードへの加盟は必須の課題となりました。
そこで、1999年11月、技術系学協会と密接に連携しながら技術者教育プログラムの審査・認定を行う非政府団体が誕生しました。それが日本技術者教育認
定機構(JABEE: Japan Accreditation Board for Engineering Education)です。
JABEE認定制度
大学等の高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求水準を満たしているかどうかを外部機関が公平に評価し、要求
水準を満たし
ている教育プログラムを認定する専門認定制度です。2005年、JABEEは非英語圏として最初となるワシントン・アコードへの加盟を果たしました。現
在、加盟団体により認定された大大学等の高等教育機関の教育プログラム(学校名と学科名)が、冊子となって世界中に流布しています。
JABEE認定プログラムを修了すると
JABEEが認定する技術者教育プログラム修了者は、技術者に必要な基礎教育を完了したものと見なされます。国内におけるメリットとして、修習技術者とし
て「技術士法」に基づく国家試験(「技術士第一次試験」)を免除されます。
→ 詳細は(社)日本技術士会のHP((JABEEコース修了者))をご覧下さい。
また、JABEEのワシントン・アコードへの正式加盟により、プログラム修了者には国際的なエンジニアとして活躍できる資格取得への道が開けます。
さらに、本学科のプログラムの修了生は、(社)化学工学会に入会して登録申請を行えば、審査なしで「化学工学修習士」の資格を取得できます。「化学工学修習士」の資格は化学工学を学んできたことの証として(社)化学工学会が公に認めるものです。
→ 化学工学修習士に関しては(社)化学工学会のHP(各種申込)をご覧下さい。