准教授:五島 崇 (GOSHIMA Takashi)
【専門分野】流体デバイス設計(気泡工学、マイクロ流体工学、流動層工学)
流体デバイス設計研究室では、気泡工学、マイクロ流体工学、流動層工学を基盤とし、流体を制御し利用するデバイスの設計を専門としています。特に直径100µm以下の微細な泡「ファインバブル(FB)」技術に注目し、FB発生器の設計を中心に、流体のマイクロ制御法や分析手法を提案しています。また、粒子と流体の相互作用に基づく気泡生成メカニズムの解明、気泡の特性評価、産業利用に向けた基礎研究を総合的に展開。産学連携によるFB事業の創出や技術支援を通じて、社会実装を目指した研究を推進しています。

研究室の特徴
当研究室の最大の特徴は、カスタマイズ可能なファインバブル(FB)発生器の設計を中心に、気泡生成メカニズムの解明を通じて柔軟なソリューションを提供する基盤技術の開発にあります。生成気泡径、個数密度、気体や液体の種類、気体溶解特性などを自在に調整できる発生器を設計・製作し、ユーザーの用途やプロセスに最適化したFBを提供することで、FB技術を化学プロセスへ高度に展開しています。このような先進的な研究アプローチにより、産業界の多様な課題解決に貢献し、持続可能なFB技術の実現を目指しています。
研究室のホームページ
教員紹介
職名 | 准教授 |
---|---|
電話番号 | 099-285-8368 |
tgoshima@cen. (末尾に、kagoshima-u.ac.jp を付加して下さい) | |
担当授業 | 線形代数学II, 技術英語Ⅰ |
研究者総覧 | 鹿児島大学研究者総覧(研究テーマ、業績など) |